広島大学医学物理グループで進めている研究で2022年7月-10月までに河原助教の論文5本がPublishされました。
①モンテカルロ計算により、リピオドール中の放射線治療効果としてDNA二本鎖切断の影響をシミュレーションしました。人体よりも高い生物学的効果を示すことを発表しました。
https://journals.viamedica.pl/rpor/article/view/RPOR.a2022.0067
②治療前内視鏡画像をDeep learningし、治療効果予測を行いました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35451338/
③放射線治療における、腫瘍に対するマージン設定において、生物学的線量効果を考慮したBilogical dosimetric marginに関して、均質、不均質の影響も考慮したモデルの改良を行いました。
https://journals.viamedica.pl/rpor/article/view/RPOR.a2022.0086/68318
④Dual energy CT画像から実効原子番号画像を生成できます。一方、Dual energy CTがなければ取得できない現状でもあります。Deep learningの画像生成技術を応用し、実効原子番号画像の生成を行いました。
https://journals.viamedica.pl/rpor/article/view/RPOR.a2022.0093
⑤子宮頸がんに対する放射線治療後の治療効果に関してRadiomics解析及び機械学習を用いて再発予測を行いました。
https://www.mdpi.com/2075-4418/12/10/2346