当教室で取り組んでいる研究で、治療計画情報より、線量検証結果を予測するシステムの開発を行っております。
この度、博士課程2年の松浦さんの論文がMedical Physicsへアクセプトされました。
従来は線量検証結果の合格率(XX%)を線量分布から予測するモデルが提案されておりました。しかし、どの領域で検証結果が悪くなるのか、位置分解能は失われていました。
そこで我々は治療計画情報から線量検証を行った際に得られる線量マップを推定し、これによりどの領域で検証結果が悪くなるのか明らかになります。
また、線量検証結果の予測精度も従来に比べ改善される傾向を示しました。
https://aapm.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/mp.16210
広島大学では引き続き、AIを医療へ活用する研究を進めていきます。