昨今のAI技術の発展について

 

私の研究テーマはAI技術を駆使したものであるため、普段からAI関連の情報を分野問わず確認するように心がけています。そこで、今回のブログでは昨今のAI技術の状況について触れたいと思います。

 

現在は第3次AIブームと呼ばれており、昨年より画像生成AIであるStable diffusionやAIチャットボットであるChatGPTが発表されたことで、今までAI技術に関心の無かった人にとってもAIの高度な技術力と汎用性の幅を実感した人が非常に多いと思います。

 

特にChatGPTについては世界中のかなり多くの人々に衝撃を与えた技術であると思います。ChatGPTとは人間が入力したテキストに対してAIが人間と遜色ない程度の適切な文章を生成するという技術であり、プログラミングのコード生成やメールの返信内容の自動生成など現在一般ユーザーを中心に活用の幅が広く検討されています。

 

米国のレイ・カーツワイル氏は、2045年に人工知能が人間の知能を超えると提唱しましたが、この昨今のAI技術の目覚ましい発展を鑑みると、数年の内にその事象が発生し得るように感じます。だからといって人間サイドは諦めるべきであるとは思いません。私は今後このようなAI技術を活用するか否かで人々の分断が進んでいくと思います。時代に取り残されないためにもこのようなAI技術に積極的に触れることが非常に重要です。ぜひ、このようなAI技術に触れていない人は一度自分で体感することをお勧めします。

 

下記の画像は、実際に私がStable diffusionを用いて「2045年における放射線治療」と指示して生成した画像になります。

 

博士課程1年 R.N.

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